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zoom RSS 歯周病の話B〜歯周病の治療って何をされるの?〜歯周外科編

<<   作成日時 : 2009/04/15 12:20   >>

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歯周病の話Aでお話した、歯周基本治療で、問題が解決された方は
「メインテナンス」(予後管理)へと移行します。

歯周基本治療が終了しても、深い歯周ポケットが残り、炎症を取り去ることが
できなかった方、歯肉の状態が後々問題になりそうな方は
さらに進んだ治療として、外科的にアプローチすることになります。

外科的な治療ができるかどうかは全身状態に左右されますので、
他の病気で薬を飲んでおられる方、病院に通院されている方、
過去に大きな病気をされた方は必ず歯科医師にその旨お伝えください。

外科的な治療には健康保険で行えるものと行えないものがあります。

保険で行えるもの(術式はたくさんあるので主に行われるものをご説明します)
1.フラップ手術
  歯肉に切開をいれて、歯の根と歯を支える骨を見えるようにして、取り残した歯石を除去したり、
  治りを妨げる骨の形、歯の形を整え、歯肉を閉じます。
  切開の入れ方や、歯肉弁の作り方、戻し方で術式はさまざまですが、手術の目的は同じです。

2.粘膜・歯肉の形成手術
  フラップ手術と並行して行われることが多いのですが、
  頬や唇を手で引っ張るとスジのようなものが見えることがあります。
  このスジが歯肉を引っ張り下げて歯根を露出させたり、歯みがきを困難にしたり、
  歯周病を進行させてしまうことがあります。
  歯肉の厚みや、スジを外科的に改善することで環境を整たい場合にこの手術を行います。

3.歯肉の移植
  歯肉の厚みが薄く弱い場合、歯の根が露出してしまっている場合に、
  隣の歯の歯肉を寄せたり、上あごから少し歯肉を取ってきて移植する手術です。
  通常より傷が大きかったり、2箇所に傷ができたりします。

保険では行えないもの
再生療法
歯周病によって失われた、歯を支える骨を再生させる術式です。
フラップ手術を行う際に、人工骨や膜を使用したり、
ブタ由来の薬を使用して、失われた骨の再生を期待します。

この手術は大変デリケートで熟練を要します。
また術後の管理も医師の指導に従っていただく必要があります。

ふぅ〜
簡単に書いたつもりですが、なかなか・・・
次回は、メインテナンス(予後管理)について書きます。

おがた歯科医院
http://www5b.biglobe.ne.jp/~ogata-dc

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